―ユースエール認定取得による効果は何かありますか。
新潟県で3番目、上越市では初めての認定取得でしたので、ニュースバリューがあったようです。認定取得の記事を新聞等のメディアに取り上げていただきましたので、会社の知名度が高まりました。
また、労働局・ハローワーク主催の就活イベントでは「ユースエール」の認定取得を強調していただくなど、優遇していただきました。
ユースエール認定取得企業を表示していただき、当社ブースで残業・有給休暇取得実績や若手社員の教育手段等を強調しました。その結果「あの会社は若者を大切にする会社だ」「入ってからも一生懸命育ててくれる会社だ」というような評価をいただきました。
―具体的な効果はありましたか。
これは事実なのですが、2017年度の高校生会社説明会では採用予定数の約8倍、採用面接では採用予定数の約4倍の学生が応募してくれました。厳しい情勢にもかかわらず、たくさんの応募があったということは、採用活動における当社の働き方(生き方)改革の取り組みが、地元就職を希望する大学生・高校生、またそのご家族のみなさんに評価されたと思っています。ユースエール認定以外にも何か要素があったのかもしれませんが、ユースエール認定の効果は間違いなくあったと思います。
―社内的な効果はありましたか。
当社は「共同体感覚(お客様や会社・職場の貢献意識)」を全社員が共有していて、自分や会社の夢を語り合うドリームコンパなどを行っております。また「挑戦と成長対話」といって、職場の人間と社長が「挑戦・成長していきたいこと」についての対話を行っています。近未来の夢を実現するために相互理解・サポートを促進する土壌がかねてよりありました。
「ユースエール」の認定取得によって、社員一人ひとりが「やはりウチの会社は社員を大切にする素晴らしい会社だ」という認識がさらに醸成されました。それによって「ポジティブな意識」が高まり、積極的に改善やイノベーションに取り組むなどの意欲が、以前より増したように感じています。