社会福祉法人八起会
- 所在地
- 滋賀県湖南市丸山4-5-1
- 業種
- 医療、福祉
- 企業URL
- http://www.hachikikai.com
- 認定・表彰制度
- 滋賀県ワーク・ライフ・バランス推進企業
滋賀県女性活躍推進企業二つ星
滋賀県イクボス宣言企業
我が社はこんな会社です!
1996年の創立当初から目指してきたのは、安心して暮らせる福祉に関わる総合的な複合施設です。 第二の「ふるさと」となる住み心地の良い我が家と、生き甲斐をともにする友だちを作り、安心して生活できる地域社会「しあわせの村」の構造です。まずはケアハウスの創立から始め、 今では、滋賀県湖南市、東近江市、栗東市、甲賀市の4市町村において、通所事業所から老人保健施設、特別養護老人ホーム等、より多くの方に喜んでいただけるような事業展開を続けています。 私たちは、「介護は究極のサービス業である」と捉え、ご利用者様に気持ちよく利用いただける施設であるように努めています。 自分の家族や自分自身が八起会を利用したいかということを常に考え、相手の期待を少しだけ超えるサービスを心がけています。
我が社のアピールポイント
ご利用者様や地域の皆様に楽しさ、面白さを提供したい!そんなスタッフの思いから生まれたのが八起会のキャラクター「はちっきー」。今ではSNSスタンプも展開中の人気者です。 さらに人工知能を有し会話も楽しめるロボットPALRO(パルロ)も導入。また、自主防犯組織「八起会安心パトロール隊(青パト)」を発足するなど、地域への貢献も積極的に行っています。 働く側もより快適に楽しく!そのために、「プロの講師を招いた体幹トレーニング」「雇用形態に関わらず役職につける新人事制度」「連休も取りやすい有給制度はじめ手当・制度の充実」「産休育休中スタッフへの復職支援プログラム」等を導入しました。 介護ビジネスをもっと元気に笑顔にするため挑戦し続けます。
先輩社員の声
お名前:N.Yさん
入社年度:2010年度
所属部署:特別養護老人ホームみやのもり
入社~現在までの職務内容
特別養護老人ホームには、入所とショートステイがあり、私は主に入所を担当しています。特別養護老人ホームの1日は、入所者の起床から始まります。 その後、朝ごはんやコーヒータイム、お昼ご飯におやつを済ませると、お風呂のお手伝いをして夕食、そして就寝です。空いた時間にはみんなで散歩に出掛けたり、洗濯物を畳んだりします。 入所者の中には、一緒に洗濯物を畳んでくださる方もいらっしゃり、昔の話を色々と伺えるのも楽しいです。入所者にとっては、この特別養護老人ホームがご自宅です。 だから安心して寛げる、普通の暮らしが送れる空間創りに取り組んでいます。入所者の方々にとって、一番の楽しみは食事とお風呂です。 お食事もお手伝いしますし、お風呂はマンツーマンで介助します。そんな時にいただく“ありがとう”がなによりも嬉しいです。 また、私は現在二人の子どもがいるのですが、妊娠中は入所者の方がご自身の育児体験を話してくれます。昔から地元に住んでいらっしゃる方が多く、畑や田んぼで働きながら子どもを育てた立派な方たち。 「あの頃は大変だったよ」「妊娠中は体を冷やしちゃだめだよ」等、色々なアドバイスをいただけます。頼もしい人生の先輩方が職場にはたくさんいらっしゃるので、とても心強いです。
入社の動機
私の一番身近にある仕事が介護でした。母は介護の仕事をしており、自宅では祖母の介護もしていました。ですから、介護がどのような仕事であるかもよく理解していたのです。 大学生の頃は介護サークルに入り、母の職場へ見学にも行きました。実際の現場を自分の目で見て肌で感じたかったのです。在学中にヘルパーの資格も取りました。 そして、滋賀県で働きたいと介護福祉施設を中心に就職活動を開始しました。自分も母のように、介護の仕事に長く関わっていきたいと思っていたので、 若い人も多く育児休暇や産前産後休暇等の制度も整っており、女性も長く働き続けられる当会の環境は魅力的でした。また、介護福祉士の資格がなくてもチャレンジできるということもあって、入職を決意しました。
入社後に感じた自社の良さ
妊娠することは、ご利用者様、上司や同僚にも迷惑を掛けてしまうので、仕事を辞めなければならないだろうと思っていました。長男を授かった時、上司に妊娠の事を伝えると「おめでとう」と一緒に喜んでくれました。 それまでは変則勤務で夜勤もしていましたが、勤務時間帯の配慮、業務内容等も考慮して頂き、長男を無事出産しました。育児休業を1年間頂き、子どもの成長を実感し、充実した日々を過ごすことができました。 育児休業後、仕事と子育ての両立に不安でいっぱいでしたが、「小さな子どもを抱えて働くなら」と日勤帯での勤務や時短勤務等、“子育てをしながらでも働きやすい環境”を整えて頂きました。 上司や同僚、そして家族の協力のもと、今は子育ても仕事も楽しめる環境です。 沢山の方に支えられた分、これから子育てをしながら働く方の支えに私もなりたいなぁと思っています。毎日が充実し、子育てをしながらも介護の仕事を楽しくできる当会に就職して良かったなぁと思っています。
ある1日の業務の流れ
9:00 | 居室の環境整備、換気にまわる。 |
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9:30 | A勤務者よりフロアにて申し送りを受ける。 起床されていないご入居者の離床、洗面、朝食介助(ご入居者の意向、体調を最優先するが、昼食との間隔もあるので注意する。) |
10:00 | 起床介助、コーヒー、お茶タイム(個別に希望の物を提供する。コーヒー・お茶・紅茶等。) ※水分制限、カロリー制限者の方もおられるので注意する。また預かりおやつ、パン等適時提供する。 朝食片付け、排泄介助(トイレ案内は2~3時間の間隔をめどに声をかける。定時の時間誘導はないが、長く間隔が空きすぎないようチェック表にて注意する。また、個別の尿意のサインを読み取り案内する。) 炊飯確認、寄り添い、昼食準備、生活行為を共にする。 ※可能な限り入居者と共にお茶を入れたり、食事の準備をする。 |
12:00 | ご入居者と共に食事する(服薬)。特に落ち着かない方の傍で食事する。 ※ゆっくりとした食事の時間を作る。(無理に早く食べた方の下膳をしたり、ウロウロ歩き回らない。) |
13:00 | C勤務者に申し送りする。(夜間・AMの状態、様子)→休憩 |
13:30 | 入浴のためフロアの見守りが中心となる。 昼寝、テレビ、居室でラジオ、散歩、レクリエーション等、個別の過ごし方を支援する。 フロアにて入浴上がりの入居者の髪・足のドライヤー、水分補給をする。 夕食の炊飯予約、おしぼり等の洗濯。 |
15:00 | おやつ、お茶タイム(おやつ準備、介助) |
15:30 | C勤務者に交代に休憩してもらう。(必要に応じて双方のユニットのカバーに入る。) |
16:00 | 居室に入る際は、必ずノックをすること! 各ユニットの居室を回り布団引き、加湿器の水補充、洗濯済の衣類をタンスに戻す。 (タンスの底に戻す)ネットは、脱衣室のカゴの番号を上にして片付ける。 入浴場の窓を閉め、冬場は居室のカーテンも閉める。 必要に応じて環境整備をする。WCの物品補充を行う。 |
17:00 | 食事準備の補助、記録 |
18:00 | 退勤 |
就職活動中の方、後輩社員へのメッセージ
仕事については、実際に働いてみないとわからないことがたくさんあります。福祉の仕事を一般の企業の仕事と比較したりするのではなく、一度働いている私たちの生の声を聞いて頂きたいです。 どれだけ企業研究しても、多かれ少なかれギャップはあるでしょう。だからこそ、自分の足で現場に行き、自分の目で現場を見て、自分の耳で現場で働く人の声を聞くことが大切です。 インターンシップ等で現場を見て、実際の仕事を経験してみるのもすごく勉強になると思います。きっとこの仕事の楽しさが伝わると思うので、ぜひ積極的に行動し、自ら現場を知りに行ってください。