鳥取県金属熱処理協業組合
- 所在地
- 鳥取県米子市夜見町3001-3
- 業種
- 製造業
- 企業URL
- http://www.torinetsu.jp
- 認定・表彰制度
- 地域未来牽引企業
健康経営優良法人
輝く成長企業ニッチトップ認定
我が社はこんな会社です!
鳥取県金属熱処理協業組合(以下とりねつ)は、鳥取県の金属加工業者58社の共同出資による県内唯一の熱処理事業所です。 金属熱処理は機械金属製品に必要な強度や硬さ、靭性等の機械的性質を付与する極めて重要な工程で、自動車、航空機、建設機械の部品に施され、これらを製造する金型にも適用されています。
我が社のアピールポイント
とりねつの技術職員のほとんどが金属熱処理技能士であり、その内14名は特級技能士の資格を有しています。 1級、2級技能士の資格を持つ女性職員も1名ずつ所属しているほか、とっとりマイスターにも5名が認定されています。 特許取得技術のほかにも、とりねつのオンリーワン技術が大手メーカーに採用されています。 また、「輝く成長企業ニッチトップ認定」や「地域未来牽引企業」にも選定されたほか、「優良健康経営法人」に認定され職員の健康にも力を入れていることが認められました。
先輩社員の声

お名前:Kさん
入社年度:2006年度
所属部署:製造課浸炭係
入社~現在までの職務内容
2006年8月 入社、製造課業務係
2007年4月 製造課浸炭係
2007年10月 一般熱処理2級技能士取得
2010年10月 一般熱処理1級技能士取得
2011年4月 技術課研究開発係
2014年4月 製造課浸炭係 係長 現在に至る
入社の動機
就職を翌年に控えた大学院1年生の3月に、出身の高専研究室でこの会社を知り、工場の見学をしました。 この時、会社を気に入ったのですが、採用に関しては現在募集中であり来年まで待てないということでしたので、大学を辞める覚悟で履歴書を提出しました。 会社の好意により8月まで入社を待ってもらい、修士論文を仕上げて仕事をしながら大学院を卒業することができました。
入社後に感じた自社の良さ
学生時代には、金属熱処理という仕事があることさえ知りませんでしたが、航空機、自動車をはじめ多くの重要部品に熱処理が施されていることを知り、 責任と同時にやりがいのある仕事であることも知りました。社内の雰囲気がよく、先輩とも気軽に話せてとても仲の良い会社です。 社内旅行や忘年会、新年会、特に花見や納涼会のバーベキューには、職員の家族も多数参加して一緒に楽しい時間を過ごします。 アットホームな雰囲気と、技術を必要とする重要な仕事のシビアさが味わえるこの会社に入社できたことに満足しています。
ある1日の業務の流れ
8:20 | ラジオ体操、全員で朝礼(本日の業務予定や夜勤者からの申し送り) |
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8:30 | 浸炭係長として人員配置と熱処理完了品の検査・仕分けやトラック便への出荷確認と指示 |
10:00 | 本日の作業パートナーと休憩 |
10:10 | 夕方貨物便発送品の仕分け、設備点検 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 本日入荷品の焼入れ準備指示および作業、焼入れ炉への入材 |
15:00 | サークル活動でパートナーと目標達成のための意見交換 |
15:30 | 焼入れ、焼戻し炉の工程表を作成、作業指示 |
17:00 | 工場作業終了、係長としての不適合対策書の作成、上司と打合せ他 |
19:00 | 業務終了 |
就職活動中の方、後輩社員へのメッセージ
できるだけ早い時期から企業、社会情勢、国際情勢と日本の置かれている環境等に興味を持つことが大切です。 その上で自分は何がやりたいのか、自分がどんな仕事に就けば世の中の役に立てるのか、そして今まで育ててくれた親は自分がどうなって欲しいと考えているのかも考慮して就職先を選べばよいと思います。 そのためには、多くの情報を入手するためにできるだけ早く活動することが大事です。 自分は、母校の研究室を訪ねたことが現在の自分の仕事や環境を決定するきっかけになりました。社会に出ることを意識しながら情報を得ることを頑張ってもらいたいです。