都道府県ごとの魅力的な企業のご紹介

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株式会社高知新聞社

所在地
高知県高知市本町3丁目2番15号
業種
情報通信業
企業URL
https://www.kochinews.co.jp/
認定・表彰制度
 

我が社はこんな会社です!

高知県内唯一の郷土紙として、県下全域に張り巡らされた配達網を駆使し、朝刊・夕刊を毎日発行しています。また、高知県を代表する、よさこい祭りや県展をはじめとした、文化・スポーツ事業を主催するなど、紙面だけでなく、多様な面から県民・読者とつながっています。近年はデジタルメディアへの対応を進めており、次代につながる総合メディア企業を目指しています。

我が社のアピールポイント

全国トップクラスの普及率、87%超の占有率を誇る当新聞社は、110余年にわたり、「県民のパートナー」として、信頼を築き上げてきた地方紙です。全国紙や有力地方紙と比べると規模の小さな田舎の新聞社ですが、長年培ってきた取り組みは、全国的にも一目置かれている存在です。新聞業界のグランプリ、『新聞協会賞』を過去に4度も受賞するなど、紙面製作や地域貢献活動の場面でも、地道な取り組みを続けています。

先輩社員の声

若手社員アイコン

お名前:T.Yさん

入社年度:2015年度

所属部署:編集局幡多支社

入社~現在までの職務内容

【2015年4月~2017年3月 編集局報道部】 入社して間もなく警察担当記者として、主に事件・事故を取材しました。昼夜を問わず現場に駆け付け、雪が降る中での聞き込み等も行いました。
【2017年4月-現在 編集局幡多支社】 現在は高知県西部の情報拠点として、四万十市と幡多郡黒潮町が担当エリアの幡多支社に勤務しています。「日本最後の清流」で有名な四万十川の漁や観光の様子、南海トラフ地震で日本一の津波が想定されている黒潮町の防災への取り組み等を取材しています。

入社の動機

私は大学時代を東京で過ごしました。高知とは違う華やかな世界。人の多さはもちろんのこと、立ち並ぶビルやきらびやかなネオン街等、高知とは活気がまるで違います。友人と、「高知はもう終わりやね」と話したこともありました。それでも私は、心のどこかで高知のことが気になっていました。「少しでも古里の力になりたい、高知を見放すようなことはしたくない―」そんな思いから高知新聞社の門をたたきました。

入社後に感じた自社の良さ

当新聞社は読者との距離が近く、県民の購読率も高いです。自分のしたことが世の中に伝わっていることを、ここまで感じられる仕事は他にはないと思います。新聞記者は現場に足を運び、人と話をすることが仕事です。それを重ねていく中で、日々高知の人々の「熱さ」を感じています。高知県は人口減や高齢化が急速に進んでいます。その中でも中山間地は店舗や学校等がなくなり、集落の維持さえ難しい地域が増えています。しかし、いくら人口が減っても、人が暮らしている場所には必ずニュースがあります。地域を活気づけようと、様々な活動に取り組む人がいます。地元で何が起こっているのか、住民は何を思っているのか、取材に終わりはありません。支社や支局の記者は住民の一人として、地元に居住しながら日々取材しています。地域の人と身近に接することで、記事やコラムへの反応もすぐに返ってきます。それこそが地方紙記者の醍醐味だと思います。

ある1日の業務の流れ

8:00 起床、高知新聞電子版を読む
9:00 1階の事務所に降りて、全国紙等他紙をチェック
10:00 四万十市役所で議会取材
13:00 四万十川のほとりで遅めの昼食
14:30 黒潮町の津波避難タワーで取材
16:30 翌日朝刊の原稿執筆
19:00 地元商店街店主らとの懇親会 → 帰宅

就職活動中の方、後輩社員へのメッセージ

人口減少や南海トラフ地震対策等、高知県には課題が山積みです。「高知はもう終わり。」そう考える方も多いかもしれません。それでも記者として人々の「熱」に触れることで、「まだまだ高知は終わっていない」と感じています。決して楽な仕事ではありませんが、記者、それも高知の新聞記者でないと味わうことのできない喜びや、やりがいがあると思います。

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