都道府県ごとの魅力的な企業のご紹介

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数馬酒造株式会社

所在地
石川県鳳珠郡能登町宇出津へ36
業種
製造業
企業URL
https://chikuha.co.jp
認定・表彰制度
地域未来牽引企業(2018年度)
はばたく中小企業・小規模事業者300社
いしかわ男女共同参画推進宣言企業認定(2018年9月)

我が社はこんな会社です!

明治2年創業、150年の歴史を持つ奥能登の地酒、「竹葉」製造元、数馬酒造です。
「心和らぐ清酒(さけ)造り、心華やぐ会社(いえ)作り、心豊かな能登(まち)創り」 という理念のもと、醤油を醸し、酒を醸し、地域と共に歩んできました。
今あるものを活かしながら能登から社会へと新しい価値観を創造し、この町の価値と伝統を守りながら地元企業としてのあるべき姿を追求する。水と米によって酒が醸されるように、これからも様々な活動を通して多くの人と出会い、人と人、企業と企業の相乗効果によって、能登全体が醸されたらと願っています。

我が社のアピールポイント

世界農業遺産に認定された能登の里山里海の景観を維持するため、地元農家と連携した「水田作りからの酒造り」に取り組んでいます。 耕作放棄地を開墾し、水田に変え、さらに米の栽培も行うこのプロジェクトは、2014年の開始以来、およそ東京ドーム5個分の耕作放棄地の削減に成功しています。
2015年には醸造責任者に20代の若手社員を据えて、杜氏制の酒造りから社員が一丸となった酒造りに切り替えました。 チームワークやコミュニケーションを大切にした柔軟性のある醸造環境を整えることで、若手が活躍できるクリエイティブな酒造りを目指しています。 また、酒質の向上、顧客ニーズへの柔軟な対応、継続性のある醸造環境の構築を目指し、毎年積極的な設備投資も行っています。

先輩社員の声

若手社員アイコン

お名前:Y.Kさん

入社年度:2011年度

所属部署:製造部醸造課

入社~現在までの職務内容

入社4年目までは醤油製造補佐及び清酒製造補佐作業が主でした。 5年目以降、醤油製造においては製造所の移転に伴う準備や出荷調整をし、清酒製造では製造責任者となり、製造計画から作業全般に携わっています。

入社の動機

大学では微生物関係のことを学んでいました。昔から民俗関係や食には興味があり、食文化と密接な関係のある微生物のことを学びたいと思い、大学へ入学しました。 大学生活を通して日本酒に興味を持っていた当時に、当社がちょうど就職サイトで製造員の募集をしていたこともあり、入社を希望しました。

入社後に感じた自社の良さ

一人暮らしの経験がない状態で、Iターンという形で入社しました。一人暮らしのノウハウがなく、さらに土地勘のない私に、職場の方は会社での作業だけでなく、私生活での相談にも親身になって乗ってくださいました。 親密な関係性を築くことが苦手であった私ですが、職場の方の人柄の良さに触れ、初めての一人暮らしで右も左も分からなかったところから自然と能登での暮らしに入っていけたと思います。当社の良さは人柄の温かさだと思います。

ある1日の業務の流れ

(冬季)
8:30-11:00 製麹作業、醪の櫂入れ、分析採取、仕込み
11:00-11:15 休憩
11:15-12:00 翌日の仕込みの準備
12:00-13:00 お昼休憩
13:00-14:00 醪管理
14:00-15:00 製麹作業
15:00-15:15 休憩
15:15-17:15 洗米及び片付け
17:15-17:30 掃除
17:30-18:30 夕飯休憩
18:30-19:30 製麹作業
   
(休蔵期)
8:30-12:00 蔵内の整備(備品の補修など)
12:00-13:00 お昼休憩
13:00-15:00 会議
15:00-15:15 休憩
15:15-17:15 来期の製造計画等の構想立案
17:15-17:30 掃除

就職活動中の方、後輩社員へのメッセージ

仕事だけでなく、私生活の中でも物事に対して興味を持つことが大事だと思います。興味=疑問を持ち、それを解決まで導く流れを知れば、暮らしや仕事の楽しさも深まります。
最初から業績の良い人や、判断力、考察力に優れている人は多くはないと思います。これらは後から追いついてくれば良いことで、まずは実行力が大事だと思います。楽しむ心を培って、前向きに物事に取り組むことができる人材に育ってほしいと思っています。

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