都道府県ごとの魅力的な企業のご紹介

企業写真

国際地研株式会社

所在地
石川県金沢市諸江町下丁428
業種
建設業
企業URL
http://kokusaichiken.com
認定・表彰制度
「いしかわ男女共同参画推進宣言企業」認定

我が社はこんな会社です!

当社は建設業の中でもより専門的な分野である、さく井工事、地質調査を行う会社です。 さく井工事は地下水を採取するために井戸を掘削する仕事で、地面の下を50~200mほど掘削します。 採取した井戸水は、消雪用、建築用、雑用のほか、飲料目的にも使われます。近年の災害復旧作業においても、夏は冷たく、冬は暖かい井戸水が見直されています。安価な井戸水を通じて生活の安心・安全につながれば幸いです。地質調査は建物やダム・橋の構造物を造る前に地盤の硬さや性質を調べる業務です。山でも川でも色々な現場がありますが、それぞれの場所ごとに固有の地盤性質があり、ひとつとして同じ地盤はないと言っても過言ではありません。これらの仕事は地面の下で手探りの作業です。目視で直接観察できない仕事であるため、発注者からの信頼・信用が非常に重要で大切になります。 作業現場は毎回異なり、作業や報告書の作成のために毎日が勉強の連続です。信頼される品質を確保、提供するためには、資格や技術の取得が欠かせません。

我が社のアピールポイント

当社は地方の小さな企業であり、一人ひとりが何役もこなさなければなりません。おかげで効率は悪いかもしれませんが、現場作業から技術業務、そして営業まで何事にもチャレンジできます。そして少数精鋭であり、色々な資格や技能の取得を進めています。またアットホームな雰囲気の会社です。厚生労働省が推奨する一般事業主行動計画を策定し、その行動計画に目標を定めて「子育てサポート企業」の認定に向けて取り組んでいます。またISO9001、ISO14001を取得し、日々の工事や業務において品質の確保や環境管理に取り組んでいます。 人数が少ないため、おおらかな雰囲気の中であまりギスギスせず、それぞれの職場や持ち場の中で、各々が仕事をマイペースに進めています。あまり上下関係がない社風です。

先輩社員の声

若手社員アイコン

お名前:K.Hさん

入社年度:1985年度

所属部署:工事部

入社~現在までの職務内容

現場作業は天候に左右されます。夏は暑く汗をかきながらの作業、冬は雪や雨の中でカッパを着て作業行うことも多いです。 おかげで健康になりました。体も丈夫になり、筋肉も付いてマッチョになり、風邪をひかなくなりました。このような外での作業は大変ですが、さく井の現場で井戸水が出た時は、最高の喜びと安堵感があります。お客さまに喜ばれ感謝されることが一番の励みになりますし、大変うれしいです。また、外での作業は自然と触れ合う機会が多く、天候や植物、動物にも詳しくなりました。秋の山の現場では、紅葉がきれいで見応えもあります。 また山の幸である木の実が多く実ります。仕事以外の色々なことも先輩から教わりました。おかげで万が一、山で遭難しても2~3日は生きていける知識を身に付けました。

入社の動機

勉強が嫌いで部活や外で体を動かす遊びが多かった中学時代、外の仕事にあこがれ工業系の学科に進んだ高校時代、勉強より一般社会学を学んだ大学時代を経て、外の仕事が好きで特殊な技能を身に付けようと入社しました。「最初の1年は見習い、3年目までは助手、ようやく5年目から現場を任され、10年目ぐらいから一人前になる。技術は先輩の仕事を見て盗むんだ!」と当時は言われました。地方の小さな企業ですが、会社訪問では、朗らかで風通しの良い雰囲気を感じました。一見怖そうな先輩もおおらか、温かみのある方々で、入社後は面倒見の良い先輩方にかわいがられました。給料は若干低かったですが、資格が取得でき、会社内でも自分の好きな職種に進めるということで入社を決めました。 入社後も何度か失敗をしましたが、厳しくも的確なフォローをしてもらっています。

入社後に感じた自社の良さ

当社は石川県の「いしかわ男女共同参画推進宣言企業」に認定され、○女性管理職拡大に努め、社外研修や社外講習に積極的に参加する(1回以上)。ホームページ等を活用し、社内への情報提供による啓発活動を実施する、○事務所内のお茶入れや掃除は男女問わず分担する。男女にこだわらず、手があいているものが進んで行動する、等を実施しています。私も朝から女性社員と一緒に清掃やゴミ出しをしています。会社を磨くことは自分自身を磨くことであると信じています。また、私の担当する地質調査は地面の下を調べる仕事です。わからなかった地下構造が解明できた時は何事にも代えがたい喜びがあります。何年か後に、自分が担当した現場近くを通った時に構造物ができていたのに気付き、車を止めて懐かしく思い出しながら散策しました。また山奥の現場で、残業で遅くなった際、夜空を見上げると満点の星空が天空に広がっていました。 手をあげれば届くようで、大小や色の様々な星を見て感動してしばらく動けず、さらに帰りが遅くなったことを今でも覚えています。

ある1日の業務の流れ

7:25-8:00 自宅を出発~出社 通勤(車通勤 社内で今日の仕事の活動予測)
8:00-8:10 朝礼(メールやスケジュールのチェック)
8:10-12:00 現場作業(必ず複数人で作業する)(10:00 15分間休憩)
12:00-13:00 昼休み(食事、食後は体を休養させるため軽く、昼寝!)
13:00-16:30 現場作業(午後の追い込み作業、もちろん安全作業)(15:00 15分間休憩)
16:30-17:00 後片づけ、記録作成、書類の整理等
17:00 退社 帰宅
18:00 退社後、ゴルフの練習

就職活動中の方、後輩社員へのメッセージ

若い方の可能性は無限大です。何より時間があります。 同じ1時間を、ボーッと過ごすのも、テレビを見ながら過ごすのも、仕事をするのも、寝て過ごすのも、それぞれ意味はあります。ただ時間は無限ではなく限りがあります。 老婆心ながら言わせてもらえば、些細なことでも目的を持ち、何をするのか考え、そして行動に移してもらえればと思います。私は都会の雑踏をあまり好みません。 できれば人込みやコンクリートジャングルや騒がしさから避けられる生活を望んでいます。休みの日にのんびりとでき、近くに自然の中に帰れる場所があることが何よりです。都会にはあこがれますが生活したいとは思いません。それぞれ適度にちょうどいい場所があると私は思います。先にも述べましたが、地域にはそれぞれ特色、自然、資産があります。当社の仕事はこれらの特色を手探りの作業で探り当てます。そのため計画や確実性が重要です。一歩一歩確実に進め、決して無理はしません。そうして成し得た達成感は何事にも代えがたい喜びがあります。「成せば成る、成さねばならぬ何事も」です。どんな仕事にも、やり遂げた達成感は必ずあります。 地域での職人目指して、皆様、我々と一緒に喜びを分かち合いましょう。前途ある若者の皆様のご訪問を歓迎いたします。

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