「ユースエール認定企業」インタビュー

  • 情報通信業
  • 2019.05.31

右:北野絢子さん(管理部) 左:鍋嶋弘司さん(2018年入社)


岐阜県飛騨市に本社を置くユアソフト様は、自然豊かな周辺環境からは想像できないほど、その事業内容は最先端かつグローバルです。ひとことで言えば、世界中に展開する三井金属グループのICTを支える会社。システムコンサルタントと呼ばれるICTのプロフェッショナルたちが日々、国内外を飛び回っています。今回は、ユアソフト様の東京オフィスを訪ね、新卒採用を担当する北野絢子さんと入社1年目がまもなく終わろうとしているコンサルティング部の鍋嶋弘司さんに、会社の特長や強み、ユースエールを含む働き方改革への取り組み、仕事のやりがいなどについて語ってもらいました。


採用担当に聞きました
―はじめに、ユアソフトの事業内容や特長について教えてください。

ユアソフトの所属する三井金属グループは、高品質な非鉄金属素材に独自の技術を組み合わせ、ハイブリッド車の電池材料やスマートフォンの基板に用いられる電解銅箔など、世の中のニーズに合わせた製品を提供するものづくりの会社です。現在グループ社数は60社。日本国内だけではなく、世界12カ国34拠点に事業を展開しています。私たちの使命は、その三井金属グループのものづくりと、グローバルな事業展開をICTで支えること。同じグループだからこそのチームワークで、常に何が最適な選択なのかをコンサルテーションすることを目指しています。


―ユースエール認定を取得しようと思ったきっかけは何ですか?

当社では、以前から「若者の採用を継続的に行う」「教育に対して力を入れる」という方針を立て、実践し続けてきました。こうした方針と、ユースエールの趣旨が合致すると思いましたし、何より、公的な認定を受けることで社内外に向けたPRにもつながるのではと考えました。ただ、取得条件の中で唯一、平均残業時間の項目だけは改善が必要でした。現場からは「難しいのでは…」という声も上がりましたが、経営者自ら指揮をとり、全社で残業が起こる原因を洗い出し、様々な施策とともに改善に取り組みました。



―具体的には、どのような取り組みを行ったのですか?

たとえば、コアタイムを設けないフレックスタイム制度を整え、各自の働き方で残業時間の調整をしやすくしました。また、週1回のノー残業デーや月1回のプレミアムフライデーの導入。17時以降の会議は許可制、会議は10分単位で設定するといったルール。しかも、ノー残業デーに残業する場合は社長決裁が必要な仕組みにするなど、社員に向けて会社の本気度を伝えていきました。すると、徐々にですが、チームで協働しながら業務の無駄を減らし、より効率良く働こうと努力する社員が増え始めたのです。2018年度は全社横断で「働き方改革委員会」を立ち上げ、ワークライフバランスをテーマに議論し、「集中して仕事ができる専用ルーム」がつくられました。



―ちなみに、若手社員の教育に対しても変革を行なったのですか。

はい。パフォーマンスの高い仕事をするには、一人ひとりのスキルアップや学ぶ姿勢が欠かせませんからね。教育制度も一から見直し、以前は3ヶ月の研修とOJTで行っていた新人教育を、2年間の時間をかけてコンサルタントとしてしっかり育成する体制に変更しました。また、「セルフキャリアドッグ支援」を設け、仕事のみならず、生き方も含めた自らのキャリアを自ら考え、構築できるサポートを始めました。社員からの反応は上々で、今回インタビューを受ける入社1年目の鍋嶋くんなども、働くこと、学ぶことに対してかなり主体的に取り組んでくれるようになったと思います。


―やはり、「主体的」であることは重要なのでしょうか。

企画・設計・導入を行うコンサルティングチームにしても、保守運用がメインのヘルプデスクチームにしても、お客様や上司の指示を受けて正確に応えるだけでは通用しない時代だと思います。その対応の上に、自分なりに考えたプラスアルファの価値をどれだけ加えられるか。当社では、1年目からグループ会社の海外拠点に出張に行くこともありますし、お客様の生の声を聞くために現場に足を運ぶ機会も多くあります。そうした状況の中で、自分が感じ取ったものを自分の頭で考え、次のアクションに生かしてほしいと思います。また、仕事も、キャリアも、すべてを自分事として捉えてほしい。会社は、そのためのサポートは徹底的に行っていきますが、まずは自分で考え、動くことが大切です。



―最後に、ユースエールに関するアドバイスと若者へのメッセージをお願いします。

ユースエールは体裁だけを整えても取得することはできません。経営層をはじめ、会社全体で本気を出して取り組む必要があると思います。しかし、その結果、生産性の高い働きやすい職場へと生まれ変わるはずです。さらに、若者が増えれば、組織も活性化されると思います。ぜひ、取得の挑戦をされてはいかがでしょうか。また、若い人に対しては、先ほどから「自分で…」という話をしましたが、同時に私たちの仕事は協働の意識、チームワークなしでは成り立ちません。お互いの強みを生かし、コミュニケーションを図りながら、一緒に頑張っていきましょう。最後に、ITはあくまでツールです。関わるのは、人。人とどう付き合うか。人として、どう成長するかが大切だと思います。



若手社員に聞きました
―この会社に入社しようと思ったきっかけは?

志望した理由は大きく3つあります。1つ目は、グローバルに働ける環境があったこと。全社員の90%が海外出張を経験し、様々な国籍の社員が在籍し、10%が外国籍社員であるという環境に魅力を感じました。2つ目は、業務範囲の広さ。システムコンサルタントとして、企画・提案から運用・保守までITシステム導入のすべてに関われる仕事に魅力を感じました。そして、3つ目は充実した教育環境です。入社前は文系出身の私がシステムコンサルタントとして務まるのかといった思いもありましたが、会社説明会で教育制度について確認できたことで、不安が払拭されました。実際、現在は2年間で段階的に学べる研修プログラムと日々のOJTのおかげで、日々成長を実感しながら働くことができています。


―現在の仕事内容とやりがいを教えてください。

現在は、コンサルティング部のヘルプデスクチームに所属しています。ヘルプデスクの主な役割は、システム導入後の運用・保守業務。導入した製品の日次確認やトラブルが発生した時の問い合わせ対応などを行っています。お客様の困っていることを聞き出し、解決できた時に「ありがとう」といった言葉や「おかげで作業が楽になったよ」といった言葉をかけられた時は大きなやりがいを感じますね。また、ヘルプデスクチームでも、導入したシステムに新しい機能を追加する時などは開発業務に携わります。技術的な部分はまだまだ勉強が必要ですが、自分が作ったものが実際に動き、トラブル対応と同様にお客様から感謝の言葉をいただけた時はまた違った喜び、面白さがありますね。



―働きやすさという観点では、どうですか?

先ほど、教育環境の魅力はお話ししましたが、働きやすい環境も当社の魅力の一つだと思います。私の場合、残業は月平均しても5時間程度でほとんど定時に退社することができていますし、有給休暇に関しても1年目から取得しやすい環境があります。でも、だからこそ、自分自身で時間をどう使うかということが大切な気もしますね。外部のキャリアコンサルタントに相談できる「セルフキャリアドック支援」なども活用しながら、自らのキャリアプランを設定。仕事外の自分の時間を使って、資格や語学の勉強にも励んでいます。


―今後の目標を教えてください。

まずは、与えられた環境に甘んずることなく、自身のキャリア形成を持って会社に貢献できる”人財“に成長したいと考えています。具体的には、入社3年目までに、お客様視点でもの事を考えられる癖をつけ、問い合わせ対応の評価について一番になること。そのためには日々のメールや電話の対応の質ももっと上げていかなければいけないと感じています。


―最後に、就職を考えている若い人たちに一言いただけますか?

就職活動では、自分自身の軸を定めたうえで、臨むほうがいいと思います。軸があって初めて、その会社が自分に向いているのか向いていないのか判断できるようになるからです。加えて、社員の方とはできるだけ多く話したほうがいいと思います。採用サイトや説明会だけではわからないリアルな雰囲気を確認することをお勧めします。


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