―社員の雇用管理で注力している点はありますか。
製品等の研究開発業務に携わる社員もおります。長時間労働は健康にも悪影響を与えることから、どうやって時間外労働を減らすか、非常に気を配りながら雇用管理をしております。また単に残業時間を減らすだけではなく、体調やメンタル面などのフォローにも注力しています。
―人材育成の面はいかがですか。
人材育成・社員教育には力を入れていると思いますし、職場内にもそのような雰囲気があると思います。働きやすい職場環境で、社員の能力を伸長させるため、また会社としてもそれによってより発展するため、社員にはプロとして働いてもらえるようなシステムを整えているつもりです。
―研修などはいかがですか。
教育研修は、能力の伸長、技術や知識の習得など、一通り行っています。自己啓発の分野としては、通信教育や英会話のほか、保険講座など、希望の社員にライフプランの知識もつけるなど、さまざまな研修を行っています。
―新人教育などはどんな風になさっていますか。
新入社員は、主に開発・設計職として採用しており、人材の育成には時間を要します。そこで、一人の新入社員に一人の先輩をつけることでしっかり教育しています。教育を受けた新人が先輩になって、今度は自分が教える側にまわりますので、いい流れができていると思います。
そのためか、若者の早期退職が問題になっている昨今、当社では3年目に限らず、マッチングがうまくいかずに退職する社員はいません。
そういう意味では、人材育成、若手の教育はうまく行っているように思います。若手に限らず社員の辞めない会社であると、誇りを持って言えます。