―雇用管理や人材育成についてはいかがですか。
当社は毎期決算のときに経営計画書を作りますが、計画書の後半には社員一人ひとりのアクションプランを作成しています。僕と直接面談して決めますが、できたこと、目標を確認して、社員の成長を促し、社員も会社も成長することを目指しています。
当社では老若男女、一人ひとりにスポットが当たるような会社を目指しています。ユースエール認定に加え、えるぼし認定への取り組みも始めておりまして、こうした活動が、社員が輝くためのきっかけづくりになってくれればと思っています。
―人材育成の面ではいかがですか。
来春入社予定の新入社員にはアルバイトとして来てもらっていて、なるべく多く職場を体験してもらっています。若い社員たちへの教育方針としては、信頼してまかせきることで主体的に考えられる人材を育成しています。
また、地域のさまざまなイベントに積極的に参加しています。これらも単なる賑やかしではなく、さまざまなアイデアを出して臨むことによって、お客様にどうしたら喜んでもらえるかを学んでいます。地域貢献を通じての人材育成の場と考えているのです。
―研修等は行われていますか。
外部研修も、モニタリング、コーチング、あるいは技術的なものなど、個々に応じて必要な内容の研修を積極的に推奨しています。全体的な社内研修や主任以上を集めた社内研修を年1~2回行っています。
外部研修は一覧表が回ってきて、それぞれが選んで参加しています。海外の研修に参加することもあって、今年はヤコブミューラーという細幅織物機械のメーカーの研修にスイスに行ってきます。またイタリアの展示会には、5年ほどお客様と一緒に参加しています。