―ユースエール認定取得による効果は何かありますか。
昨年(平成28年)3月16日に秋田労働局長より認定書を授与されましたが、秋田県内でユースエール認定企業第1号、東北地方での製造業は初めてということもありまして、地元地域に対してかなりのアピールになっていると思います。
―社員の方々のモチベーションはいかがですか。
もともと労働生産性を高めて、仕事の質を向上させる取り組みは、ユースエール認定に取り組む以前から積極的に行っておりました。
STAR活動(SPEED、TARGET、ACTION、REVOLUTION)や5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)などは日常的に取り組んでおります。
また会社の敷地内に入ってすぐ目に付く場所に、大きく「自律自走」というスローガンを謳った看板を掲げています。「自分で律して、自分でスピード感を持って仕事に取り組む」という意味です。
QCサークル活動(QC:Quality Control、品質管理/QCサークル活動:職場内で小グループに分かれ、品質管理活動の一環として、職場環境・品質・サービスなどの管理・改善・啓発等を継続的に行うサークル活動)もさかんで、QCサークル活動の全国大会では、その日最も会場の支持を集めた「感動賞」をいただいたこともあります。
こうした様々な活動で仕事の質の向上、社員の士気を高めてまいりましたが、ユースエールの認定も、取得理由の1つにあるようにモチベーションアップに寄与していると思います。
今後は、2つ目、3つ目、つまり地域への積極的なPR、また地域活性化に貢献できるような効果を期待しています。